コロナ禍で3年ぶりの開催となり、一般の部はダラーズ(石川・白山市)が2大会連続4度目の優勝を飾った。決勝で千葉マリンスターズ(船橋市)を5-1で下した。

1回の敵失と2回の野崎初季(いぶき、金沢伏見高3年)の適時二塁打で序盤に2点をリード、4回に1点、6回に2点追加し、最終7回の反撃をリリーフした野崎が1点に抑えて逃げ切った。最優秀選手には野崎が選ばれた。

1番ショートの野崎は「チームで初回に点を取ろうと話していた」通りに得点した。さらに2回は打点もたたき出した。それでも「MVPに選ばれるとは思っていなかった」。表彰式で自分の名を呼ばれ、素直に「うれしい」と笑った。

新チームになって登録15選手中6人が新人。そんな状況だが、「チームワークはめっちゃ良い」。今後はそのまとまりの良さを武器に、まず、9月にダラーズ主催のドリームトーナメント(石川)に向かう。野崎は「そこで優勝して、(10月の大学王者との対戦)ジャパンカップにつなげたい」と目を輝かせた。

<一般の部>

【準決勝】ダラーズ10-0大阪ワイルドキャッツ、千葉マリンスターズ10-6セカンドラスター

【決勝】

千葉マリンスターズ

0000001=1

110102×=5

ダラーズ