BIGBOSS采配でプロ初先発した日本ハム鈴木健矢投手(24)が、7回途中8安打2失点でマウンドを降りた。

立ち上がりに2連続長打で先制点を許した。その後は打者のタイミングをずらして的を絞らせなかった。1点リードの7回1死一、三塁のピンチを招いて降板。三塁側ベンチ前では新庄剛志監督(50)に出迎えられた。

「毎回ランナーを出して流れが悪い中でも、今川さんがホームランを打ってくれたので7回は投げ切りたかったです。次回は、しっかり投げ切れるようにしたいです」と話した。

2軍での調整は最長2イニング。JX-ENEOS(現ENEOS)での18年以来の先発マウンドとなった。3年目の今季から新庄剛志監督(50)の助言で横手→下手投げに転向も、サイドスローも交えた「変則二刀流」として、新たなプロ野球人生を切り開こうとしている。

新庄監督は「この先、どういう成長するかを見たいと言ったら(鈴木が)『えっ。6回、無理です!』って言うから。『じゃあ、のらりくらりでいいよ』って。気がついたらね、5回くらいまでいってくれたら。まあ、でも何とか長いイニングを投げてもらう。10点以内に抑えてもらったら」と話していた。

【関連記事】日本ハムニュース一覧