日本ハムは2戦連続の延長戦の末、清水優心捕手(26)の野球人生初のサヨナラ打で熱戦を制した。プロ初先発の鈴木健矢投手(24)は7回途中8安打2失点と役割を全う。首位西武相手にカード勝ち越した。

新庄剛志監督(50)の試合後の主な一問一答は以下の通り。

    ◇    ◇    ◇

-鈴木は想定以上

もう、すごい良いピッチングしてくれてね。次も今日ぐらいのピッチングしてくれたら、来年の開幕投手あるんじゃないですか。ははは(笑い)

 

-何が良かった

打てそうで打てないっていうね。最初から、ゲーム前から、のらりくらり投げなさいっていうことを伝えていたので。10点はOKって言ってました。11点はダメだよっていうことを話して、気持ちを楽にさせるっていうか、そういう風なアドバイスはしましたね。

 

-三振やフライアウト

三振を取ろうとすると、余計力が入って芯をズラしなさいってことは、いつもピッチャーのタイミングをズラすってことと、バッターの芯を外す投球を心掛けて欲しいということは伝えてますね。

 

-7回もいけると

ここは行くべきでしょうって。とにかく自分で決めるんじゃなくて僕たちが決めるので。精いっぱい、1回を1人1人を打ち取る気持ちで投げていったら、あとは判断は僕たちがするので。

 

-本人は

いや「もちろん」って。でも顔がちょっと疲れてた(笑い)。でも、ここは行きなさいと。大丈夫だからって。

 

-7回途中で降板

あそこで(2番手)望月君がずっと投げていなかったので、ああいう場面で抑えて、もう1人成長できるポイントだったけど。まあね、仕方ないですね。

 

-鈴木の次回登板は

あります、あります。もちろんですよ。彼のリラックス感だったら中4日くらい。無理? 次あります。

 

-清水が最後決めた

彼も前半戦は、ちょっとね。ボス組(2軍)の方で苦労して、今日サヨナラヒット、初? 今日は寝れないんじゃないですかね。うれしくて。最近はバッティング練習とかでも、僕がこういう打ち方を心掛けて欲しいってことを言ったら打球自体、昨日から右中間にいい打球がいってたし。あ、打つなって感じは見えました。

 

-3万人超の来場で熱戦

楽しいゲームを見せられたっていうのは、めちゃくちゃうれしいですね。昨日は同点でね、昨日も面白かったし。今日来てくれたファンのみんなは、(来場者に限定配布された)僕のボブルヘッドのおかげ。ははははは(笑い)

 

-最後の清水、代打の選択肢は

ないないない。悪くなかったしね。その辺は去年までだったら、よく代打とか出されていたみたいなんですけど全くなかったです。

 

-昨日の7回に代打で清水を送ったのも打撃の調子が良かったから

そう! 結構いい打球打つし、思い切りいいしね。

 

-清水にしたアドバイス

もう少しタイミングを早く取って、彼は力があるからガッと振るような感じがしていたので、なんでこのバットのヘッドが重いのかって。ポイントを前にして早めにタイミングを取って、このバットのヘッドの重さを感じながら、ポンって手が伸びるところで。よく言うように、相手のスピードを利用しながらトンって打ちなさって。ガッて振るんじゃなくて。そういうことをバッティング練習の時から言って。まあまあ、急には出来ないと思うんですけど「重さを感じて振っている」とは言ってましたね。

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