この日、今季初昇格した阪神井上広大外野手(21)は4打数無安打だった。

2回の第1打席は中日橋本の136キロのフォークに空振り三振。5回の第2打席も橋本の147キロの直球に手が出ず、見逃し三振。6回には2番手祖父江の134キロのスライダーを捉えたが、投直となった。1点を追う9回に最終打席が回ってきたが、守護神R・マルティネスの直球に力負けし、右邪飛と快音は響かなかった。

井上は20年10月15日中日戦(ナゴヤドーム)以来、668日ぶりのスタメン出場。安打を打てば、20年10月16日のヤクルト戦(甲子園)以来だったが、おあずけとなった。

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