1軍再昇格した阪神西純矢投手(20)が5回6安打2失点と粘投し、今季4勝目の権利を持って降板した。

「8番投手」で先発。6月26日中日戦以来の1軍マウンドでゲームを作った。立ち上がりから150キロ台の直球に変化球を交え、4回まで無失点。4点リードの5回裏は不運な安打から4連打を食らったが、2失点してなおも無死一、三塁から3者連続アウトをもぎ取った。

「立ち上がりから感覚が良かったですし、四死球を出さずにテンポ良く投げることができたと思います。ただ、5回の連打で失点してしまった場面については、もう少し落ち着いて1つずつアウトを取る意識があれば、結果は違っていたと思う。しっかり反省して次回に生かしていければと思います」

6月1日西武戦以来2カ月半ぶりとなる白星の権利を手にして、救援陣にバトンを託した。

【関連記事】阪神ニュース一覧>>