巨人が泥沼だ。阪神に完敗し、DeNA戦に続いて2カード連続で3タテを食らった。「ワーストの6連敗」「ワーストタイの借金7」「60敗目」。目を覆いたくなる記録が並んだ。

投打とも、どん底にある。先発シューメーカーは毎回の計10安打を浴びて5回途中3失点でKO。救援陣も中押し、ダメ押しを許して引き離された。打線は岡本和の5戦ぶりの24号ソロの1点のみ。阪神3連戦は計2得点、6連敗中は計9得点と長い沈黙が続く。

23日から1・5ゲーム差に迫ってきた最下位中日を本拠地に迎える。この3連戦の結果次第で、最下位転落の危機に陥る。残り29試合。原監督は「もう今が頑張り時だしね、力の見せどころなわけでね。そこは選手たちも重々承知しているし、そこはまた明後日から期待するというところですね」と話した。巨人が正念場だ。

○…桑田投手チーフコーチがシューメーカーの2軍再調整を明かした。「フォームや精神的なところをリフレッシュして次に備えてもらいたい」と話した。5回2死一、二塁から2番手で登板し、梅野を一ゴロに抑えた赤星については、先発に復帰させる意向。6月26日ヤクルト戦からブルペンに回っていたが「この数試合、ボールも元気になってきた。そろそろ先発にも戻してあげたい」とした。

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