西武がリーグ一番乗りで60勝に到達した。

先発ディートリック・エンス投手が6回3安打1失点と好投。打線はオリックス先発の椋木から初回、山川の先制タイムリーなどで2点奪い、2回途中で引きずり降ろした。継投を刻んできた相手に対し、5回は先頭の呉念庭が出塁。すると、次打者・愛斗の打席でバスターエンドランを仕掛け一、三塁のチャンスをつくった。8番柘植の右前適時打でリードを広げ、守り切った。

負ければ首位陥落だったチームは、2位ソフトバンクと0・5ゲーム差のままキープ。2・5差に4チームひしめく混戦が続く。辻発彦監督は「念庭の走塁とか、初回の(森)友哉の三塁までいった走塁とか、きょうは得点に結びついてよかったと思う」と、接戦をモノにして喜んだ。

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