中日は今季21度目の零敗となった。阿部、ビシエド、木下の主軸が無安打で、レビーラ、石垣、土田の若手下位打線も沈黙。散発3安打で巨人のワンサイドゲームになった。立浪和義監督(53)の試合後のコメントは以下の通り。

-巨人先発菅野の前に2安打

「今日(の菅野)は確かに見ていて良かった。若い選手も出てるんで、今日ぐらいの出来だと攻略することは難しい。ただ、簡単に初回2死から点を許したところが今日の反省かな」

-菅野の良かった点は

「スライダーじゃないですか。右(打者)にはスライダー、左(打者)には、カットボールを含めて、しっかりインコースを意識させられた」

-菅野には20イニング無得点

「今日は真っすぐも前回より確かに走っていた。ワンサイド。先制とられて、中押しされて、ダメ押しも。巨人からしたら理想的な展開に持っていかれた。菅野投手から20イニングという問題じゃなく、現状のメンバーで1点を取っていかないといけない。反省はふまえて、また明日やっていくしかない」

-先発勝野は5回4失点は

「久しぶりの登板でボール自体はスピードもあった。ただ制球の部分で甘くなった部分が多い。また次回、違ったものを見せてもらえるように。今日は久しぶりの登板なんでね」

-球が当たった足は

「今のところ、大丈夫だと思う」

-高橋周が2軍で実戦復帰した。昇格は

「まだ今のところ考えてない。本当に良くなれば考えますけど、ポジション的にも阿部が三塁やってるし、よほど状態が上がってこないと」

-大島も練習に復帰した

「(大島)洋平くらいになれば、本人の感覚もあるでしょうから。実戦いけるとなり、向こうからGOサインが出たら考えます」

-根尾が中田、岡本和相手に連続空振り三振

「ここのところ、打たれたり、真っすぐにあんまり力が伝わってないイメージがあったが、今日は制球は別として非常に球に力があった。点取られた後だったが、中田、岡本(相手に)いこうと思った。あの2人を三振に取ったので、自信にしてもらいたい」

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