東都大学野球の秋季リーグが3日、福島で開幕する。前夜祭が2日、郡山市内で行われた。

地元、郡山女子大付マーチングバンドの歓迎演奏に続き、1部6校の応援団による応援を披露。圧倒的な演奏にチアガールの元気な応援に、郡山駅前は東都大学野球一色に盛り上がった。

続いて、東都出身で元プロ野球選手の駒大OB・中畑清氏、亜大OB・パンチ佐藤氏、中大OB・笘篠賢治氏、日大OB・清水直行氏、国学院大OB・聖沢諒氏5人が登壇し、トークショーが行われ、大学時代の思い出話で盛り上げた。

集まったファンから「6月の大学選手権、11月の神宮大会。東都大学野球連盟の代表として全国大会に臨むのはどんなものでしょうか?」と質問が向けられると、中畑氏が「東都が、人気の6大学を破るチャンスで負けられない。それは結果しかない。本当に死に物狂い。絶対に勝つ。東都の名前を背負って戦う最高の舞台ですね」と「戦国東都」と呼ばれるプライドを口にした。春は、同連盟の亜大が大学野球選手権を制した。秋の神宮大会も再び、同連盟が制す。その熱い思いをのぞかせた。

3日は福島県営あづま球場で開幕し、4日はヨーク開成山スタジアムで開催。開幕カードは春季リーグ戦で優勝した亜大が日大と。国学院大が青学大、駒大が中大と対戦する。

第2週、10、11日。第3週17、18日は初のZOZOマリンスタジアムで開催。第4週の10月4日から最終戦までを神宮球場で行う。

今季は勝ち点制で実施され、3校が同率順位となった場合のプレーオフはトーナメント方式で実施する。また、有観客で開催し、人数制限はない。