この日6番に降格した阪神佐藤輝明内野手(23)が、同点適時打&ヘッドスライディングで意地を見せた。

1点ビハインドの4回1死一、二塁。ヤクルト石川から右前適時打を放ち試合を振り出しに戻した。石川から今季15イニング目で初得点。虎キラーの左腕にダメージを与えた。

その後1点を勝ち越し、なおも1死一、三塁。8番坂本誠志郎捕手(28)が投手前にスクイズを敢行。三塁走者の佐藤輝は本塁に突っ込み、ヘッドスライディングで3点目をもぎ取った。背番号が見えなくなるほど、背中まで泥だらけ。気迫満点のプレーで流れを引き寄せた。

今試合は、大山悠輔内野手(27)が約4カ月ぶりに4番でスタメン。佐藤輝は8月17日以来の6番に下がっている。

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