■「世界のコバヤシ」発動

巨人小林誠司捕手(32)の打棒がさく裂した。2点リードの4回1死一、二塁、DeNA浜口の121キロチェンジアップを迷いなく強振した。あとひと伸びで本塁打という左翼フェンス直撃の適時二塁打で追加点を奪った。二塁ベース上で両手を挙げて総立ちのベンチと呼応した。

■本拠地2本目の安打で今季2本目の適時打

8月26日広島戦(マツダスタジアム)以来、9試合ぶりにスタメン起用に応えた。4月3日阪神戦以来、本拠地2安打目は、3月30ヤクルト戦以来、2本目の長打。4月24日中日戦以来、3本目の適時打でスタンドも一気に沸いた。

■亀井コーチの耳打ち効果か

打席に入る直前にマウンドの浜口の元へ投手コーチが向かった。マウンドに集まるDeNA内野陣を横目に小林は三塁コーチの亀井コーチとひと言、ふた言、言葉を交わした。大きくうなずき打席へ。初球を仕留め、二塁ベース上から亀井コーチに視線をやって、さらに大きくうなずいた。

■ウォーカー、ポランコもダブル20号で続く

この回、1死満塁からウォーカーが左翼席へ特大の20号グランドスラム。なお2死一、二塁からポランコも右翼席へ20号3ランで加勢した。一挙8安打9得点で浜口をKOした。

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