ヤクルト塩見泰隆外野手(29)が“塩見の日”に2年連続2度目のサイクル安打へ王手をかけたが、快挙達成を逃した。「1番中堅」でスタメン出場。1回は中前打、5回は同点14号2ラン、6回は中堅へ適時二塁打。あとは三塁打を放てば、21年9月18日巨人戦(東京ドーム)以来のサイクル安打達成だったが、8回は三ゴロに倒れた。今季は両リーグでサイクル安打達成者はおらず、達成していれば、昨季の自身以来史上77度目の記録となっていた。

それでも3安打3打点でチームの勝利に貢献し、試合後はヒーローインタビューに登場。「今日は9月9日ということで、僕の背番号は9番で、僕の日だと思っていたので、本当は“持っている”選手だったら今日はサイクル(安打)できたと思うんですけど、えー村上じゃなくて僕だったので、できなかったです」と、冗談交じりに振り返って場内を沸かせていた。

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