阪神森木大智投手(19)が、この日も絶好機で第1打席に立った。

1点ビハインドの2回、2死満塁。1ボール2ストライクからDeNA石田の144キロを振り抜くと、打球は三遊間へ。これを森が捕球しノーバウンドで一塁送球。好プレーで間一髪アウトとなり逆転機を逃すと、森木は思わず笑みをこぼした。

1軍初登板となった前回8月28日中日戦(バンテリンドーム)でも、第1打席は2回2死満塁だった。中日柳の前に空振り三振。デビューから2試合連続で第1打席が満塁機という“強運”を発揮したが、いずれも無得点に終わった。