ロッテ山口航輝外野手(22)が貴重な追加点となる11号3ランを放った。

2点をリードした3回1死一、二塁。楽天田中将のスライダーを捉えると、打球は高々と舞い上がり、場内のあちこちから楽天ファンの悲鳴が。白球はそのまま左翼席前列へ落ちた。「チャンスだったので何とかランナーをかえしたいと思っていました」という気持ちが、最高の結果を生んだ。

直前には3番中村奨の犠打で、二塁走者荻野が三塁でフォースアウトに。際どいタイミングだったが、リクエストでも判定は覆らず、悪い流れになりかけていた。それだけに価値ある1発。「バント失敗の後だったので、カバーすることができて良かったです」と胸を張った。

【ニッカン式スコア】10日の楽天-ロッテ戦詳細スコア