日本ハムはリーグワーストとなる今季18度目の完封負けを喫した。打線はアンダースローの与座を捉えきれず、6回以降は西武救援陣に抑え込まれて、6回3失点と好投した先発ポンセを援護できなかった。試合後の新庄剛志監督(50)の主な一問一答は以下の通り。

新庄監督 何もないでしょ。

-ポンセの次回登板から抑えテストをしたりは?

新庄監督 もう1回(先発)かな。もう1回、投げてもらって。その後に考えます。

-与座の印象は

新庄監督 テンポいいですね。ウチの鈴木くんが、ああいうテンポのいいピッチングをしたらどうかなぁという参考にはなった。タイミングをずらすのがうまいピッチャー。

-打線は1、2回はチャンスをつくった

新庄監督 ちょっとね、今日は木村くんがね。期待していたんですけど、アピールがなかったから。彼には期待しているので。今日は、下手投げピッチャー。なかなかね、目慣れしていない。ま、次に期待。

-1回一、三塁では動かそうとしているようにも見えた

新庄監督 そう。ダブルスチールいこうかなと思ったけど、いつものようにセカンドに投げたら(カバーに入った野手が二塁ベースの)前に来て捕って(ホームへ送球)。そうくると思ったから。一塁ランナーだけ走らせて。最初(に考えていたの)はエンドラン。一塁ランナーを走らせてエンドランで1点を取りにいこうかなと思ったんですけど、(打席の木村が)ちょっと下投げに目慣れしていないから、ゴロを転がせないかなと思って。とりあえず、ファーストランナーだけを走らせて二、三塁にしようと思った。そんなに期待しないでいいよ(笑い)。一、三塁はもうワクワク。何がくるんだろうってね、ファンは。みんな(報道陣)が思っているということは、向こうのベンチもそう思っているし、ウチのベンチも思っている。あれはあれで正解でしたね。なんか最近、2ランスクイズしてみたいなと思っている。今年は挑戦。いろんなことをトライさせてもらっているので、いろんな選手を。規定打席に達している選手が1人しかいない。(打率)トップが松本くんで、一番下が清宮くん(笑い)。何とか、規定打席立たせたいなとは思いますけどね。振り幅、広っ。まあまあ、そういうシーズンだから。いい経験をさせていると、来年は全員が規定打席。カチカチの8人。上位にポポポポポポンっといてくれたら最高…って俺は思うけど、俺が(来季いるのか)分からん(笑い)」

-この後の予定は?

新庄監督 東京、行きます。あのー(テレビ出演)。なんで俺? みたいなね。あ、でもね、なんで出たいかっていうと、ちょっとプロ野球を見て面白いじゃないですか。パ・リーグもセ・リーグもクライマックスシリーズも。プロ野球が面白いから、そのキーポイントになるのは俺たちファイターズがどういう戦いをして、面白いペナントレースにできるかを、みんなに伝えたいなと思って。プロ野球を見てほしいってことで。そういう意味でも、しかし、俺にオファーを出すって(笑い)。単独最下位だから出したいんでしょ。その期待にも応えたいとこなんで。何て言われようが別にね。前代未聞っていう話も、いっぱいしてきているから。部屋でボーッとしていても、スタジオに行っても一緒でしょ。まあまあ、見ておいて下さい。生放送。

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