阪神が最下位中日に快勝し、連敗を2でストップした。

4回2死一、二塁から5番原口文仁内野手(30)が左前へ先制適時打。21イニングぶりの得点で勢いづくと、6回には2死満塁から佐藤輝明内野手(23)が右翼線へ2点適時二塁打。さらに2死二、三塁で、続く木浪聖也内野手(28)が左中間を破る2点適時二塁打で一気に4点を奪い中日を突き放した。

投げては先発の西純矢投手(20)が、5回2/3を5安打無失点と好投し6勝目を挙げた。西純は今季5度目の連敗ストッパーとなった。2番手でバトンを受けた岩貞祐太投手(31)は、1点リードの2死一、三塁で粘る高橋周を11球かけて空振り三振を奪い、見事な火消し役だった。

首位ヤクルトが2位DeNAに勝ち、12.5ゲーム差は変わらず。12日にヤクルトがDeNAに勝利し、阪神が中日に敗れれば、今季の阪神優勝の可能性は消滅する。残り11試合で3位を死守しクライマックスシリーズ進出を狙う。

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