ロッテ高部瑛斗外野手(24)が、打って、走って、捕った。

初回無死三塁での第1打席、中前適時打で先制。すかさず二盗を仕掛けた。高部は「オギさん(荻野)がチャンスメークしてくれたので、自分も初球から積極的に行くことができた」。3回には無死一塁から右前打。再び二盗成功で、今季38盗塁目をマークした。打って走ってを繰り返し、目まぐるしく日本ハム先発の加藤を揺さぶった。

3点リードで迎えた5回には好守で見せた。清宮のセンター方向への大きな当たりに、バック走からジャンピングキャッチ。その勢いのままフェンスに激突した。力投する先発左腕・鈴木をバックアップした。

今季はすでに規定打席数に到達。盗塁数はリーグ断トツトップに立つ。131安打はリーグ2位と、走塁だけでなくバットでも奮闘を続けている。お立ち台では「今は目の前のことに集中して1個1個積み上げて、チームのために戦っていきたい」と話した。

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