楽天は首位ソフトバンクに敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。これでソフトバンクにマジックが点灯した。

楽天先発の辛島が、正念場で踏ん張り切れなかった。2回1死満塁では、中村晃にファウルで粘られ、8球目の外角123キロスライダーを運ばれ中犠飛。先制点を献上した。3回1死三塁では、今宮に右翼へ適時二塁打、続く柳田には左翼へ2ランを浴びた。3回まで7安打4失点。厳しい立ち上がりとなった。4回8安打4失点で降板。「序盤からリードを許してしまいました。試合を作れず申し訳ないです」と悔いた。

5回には安楽、6回から高田孝が登板したが、いずれも失点。流れを呼び戻すことができず、リードを広げられ続けて敗戦。楽天生命パークには暗い空気が漂った。

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