DeNA宮崎敏郎内野手(33)が、1回1死二、三塁から右前適時打を放ち、プロ野球史上315人目の通算1000安打を達成した。

牧の適時二塁打で1点を先制した直後の打席。カウント2-2からの7球目、低めのスライダーに食らいついた打球は、広島の右翼野間がスライディングキャッチを狙ったグラブからこぼれ、節目のHランプが点灯した。三走の佐野が生還し、400打点の節目にも達した。

「何とか食らいつくことができました。ヒットになり良かったです。阪口が今季初先発なので、1点でも多く点を取れるよう、次の打席も頑張ります」

宮崎は厳木高、日本文理大、セガサミーを経て、12年ドラフト6位でDeNAに入団。17年から6年連続で100安打以上を記録するなど、巧みなバットコントロールで安打を積み重ねる。

17年には自身初の首位打者を獲得。三塁手部門でベストナインを2度(17、18年)、18年にはゴールデングラブ賞を受賞した。

「ハマのプーさん」との愛称でファンからも愛され、攻守でチームをけん引する男が、ハマスタで節目に到達した。

▼通算1000安打=宮崎(DeNA) 17日の広島25回戦(横浜)の1回、玉村から右前打を放って達成。プロ野球315人目。初安打は13年6月2日の日本ハム3回戦(旭川)で武田勝から。

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