西武渡辺久信GM(57)が19日、引退する内海哲也投手(40)をねぎらった。

18年オフにFAの人的補償で巨人から西武に移籍し、今季は兼任コーチの形で過ごした左腕は、若手の手本となり続けた。

渡辺GMは「FAの人的補償でプロテクト外れて内海の名前があった時、すぐにこの選手と選んだ。いろいろジャイアンツ時代の話も聞いていましたし、野球に対する姿勢だったり、準備の大切さであったり、若い選手にとって、すごく勉強になる選手。内海選手を選択して間違いじゃなかったというのは、この4年間を見れば分かると思います」

その姿勢で期待通り、期待以上のものを残してくれた。「その日の試合、練習のための準備。そういう姿勢を若い選手に見せてくれた。なかなかできることじゃないですし、本当に野球への思いの強さというのをすごく感じる選手だった」と続けた。