ソフトバンクが優勝へのマジックナンバーを「6」に減らした。2位オリックスが楽天に勝利したため、ゲーム差は「0」のまま。現時点での最短優勝は30日となった。

先発の板東湧梧投手(26)が5安打無失点でプロ初完封。今季3勝目を手にし「いろんな意味で負けられない試合だったので、勝ててよかったです。うれしいです」と、イケメン右腕はお立ち台で喜んだ。前回登板までは、オリックス山本と2週連続で投げ合った。その経験を糧に、ロッテ打線をシャットアウトした。

打線は1回に1番三森が初球先頭打者本塁打。4回には中村晃の3ランが飛び出すなど、11安打6得点で快勝した。今季限りでの現役引退を表明した明石健志内野手(36)は、7回に代打で登場して投手への内野安打。ベテラン36歳の引退試合に花を添え、中村晃は「一緒に野球ができなくなるのは寂しいですけど、僕も健志さんのためにも頑張っていきたい」と引き締めた。

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