日本ハム新庄剛志監督(50)が「BIGBOSS卒業」を宣言し、来季続投と史上最速での来季開幕投手を発表した。

札幌ドーム最終戦セレモニーであいさつ。今季着用した「BIGBOSS」ネーム入りのユニホーム姿で登場したが、「結果はファンを悲しませた断トツ最下位。この責任は監督、ビッグボスが悪いです。本当に本当に短い1年でしたけど、今シーズンをもってビッグボスのユニホームを脱ぎます。ありがとうございました」と話すと、実際にユニホームを脱ぎ、マウンドに置いて一時退場した。

沈黙の後、スタンドから拍手が起こるとエリック・クラプトンの名曲レイラに乗って再登場。着ていたユニホームは「SHINJO」のネーム入りに変わっていた。そして「今日の午後4時に川村社長から呼ばれ、ファイターズの指揮を来年も執って欲しいと言われました」と明かし、「来年新庄剛志でエスコンフィールド北海道(新球場)で監督の指揮を執ってもいいですか!?」とファンへ問いかけた。スタンドからは拍手が起こり「たまに突拍子もないことをしてしまいますが、根はいいヤツです。川村社長、今、返事します。よろしくお願いします」と続投オファーを受諾した。

さらに「来年の大事な開幕戦は左のエース加藤投手に任せたいと思います」と指名。聞いていた加藤はマスク越しに困惑したような照れ笑いを浮かべていた。

ビッグボスあらため新庄剛志監督は「来年は2位も6位も一緒です。日本一だけを目指しブレずに戦っていきたいと思います」と優勝を宣言していた。

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