阪神2軍が2年連続、18度目のウエスタン・リーグ優勝を果たした。2連覇は05~06年以来、5度目だ。

ドラフト4位前川右京外野手(19)の先制適時二塁打を含む3安打や、岩田将貴投手(24)ら投手陣の奮闘で6-2で快勝。ナイターでソフトバンクが中日に敗れたため、優勝が決定した。

来季の1軍ヘッドコーチ就任が濃厚の平田勝男監督(63)率いるチームは3月23日にオリックスとの開幕戦を迎え、3-0で完封勝ち。幸先のいいスタートを切ったが、苦しい時期もあった。

4月は故障者が続出で野手不足の事態に陥った。捕手全員がスタメンで内野、外野を守る非常事態が発生したゲームもあった。8月には監督、選手らの新型コロナ感染の影響で試合中止が相次いだが、チームは一丸となって、白星を重ねた。

チームは10月8日に、ひなたサンマリンスタジアムで行われる「2022年プロ野球ファーム選手権」でイースタンリーグ覇者の楽天と対戦。2年連続の「日本一」を目指す。

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