巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(48)が、解説者として神宮球場に駆けつけた。ニューヨークから球場入りしたようで、試合開始に遅れ3回表から登場。日本選手最多56本塁打を放ち、令和初の3冠王に輝いたヤクルト村上宗隆内野手(22)について聞かれると、松井氏は「もちろん見てました。まだ5年目の選手ですよね。素晴らしいですね。3冠王ですからね。今までになかったスケールの選手ですね」と、その栄誉をたたえた。

日本選手の50本塁打以上は、02年の松井氏以来20年ぶりの大台到達だった。自身の記録も塗り替え、背番号「55」を超える56号までたどり着いた村上の打撃に、“違和感”を感じていた。「思ったよりスタンス広い。広いってことは体がピッチャーよりにいくんじゃないかって思うんですけど、でもしっかり四球も選べるんでね。彼にしかない何かを持っているんじゃないかなと思います。はた目で見るのと、実際の数字っていうのが私の中で結び付かないというのはある。でもあれだけ打てるというのは、彼の中で特別なものがある」と語っていた。

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