阪神青柳晃洋投手(28)が6回2/3を3安打4失点(自責0)で降板した。8日にCSファーストステージのDeNA戦で先発。6回4安打無失点、85球を好投を見せた後、中5日の投球だった。

初回、2回は得点圏に走者を進めず、無失点。3回2死から塩見が左右間二塁打を放ち、ピンチを招いたが、山崎を空振り三振。4回、5回は先頭打者を四球で出塁を許すも、二塁を踏ませない投球だった。

だが、7回に予想外の展開が起きた。四死球が絡み、2死満塁のピンチを招く。続く山崎の一ゴロの打球を一塁手・マルテが二塁へ悪送球。痛恨の2点を献上し、青柳も天を仰いだ。

2番手浜地も満塁のピンチを招き、迎えた村上の打席で浜地の悪送球で3点を献上し、2失策、1安打で逆転を許す波乱の展開となった。

チームはヤクルトに対し、2連敗(アドバンテージを含めて0勝3敗)と1試合も負けられない崖っぷち。今季最多勝、最高勝率、最優秀防御率と「投手3冠」に輝いた虎の大黒柱にとって、苦いマウンドになった。

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