岡田新監督が新助っ人獲得を宣言した。会見で新外国人補強について質問が飛ぶと、「何人かはね、新しい外国人は取るつもりでいます」と力強く言った。獲得調査の進捗(しんちょく)状況については「向こう(米国)もワールドシリーズをやってるんで、最終的にはそれが終わってから絞り込む。まだまだ時間はかかると思いますけど、それは全然、心配してない」と説明。じっくりと岡田野球にフィットする助っ人獲得を狙う。

すでに大ナタを振るった。CSでブルペン陣の一角として奮闘したケラーを除く6人の外国人選手が来季構想から外れ、退団する見込み。この日はロハスとロドリゲスがタテジマに別れを告げて帰国した。同新監督は9月28日ヤクルト-阪神戦(神宮)をラジオ解説した際に外国人の人数について「多すぎ。日本人のポジションがなくなる」と発言。来季はケラーを含めて5人程度の助っ人体制を想定している。

ポイントは右の大砲獲得だ。今季はマルテが右足を故障し、2年目ロハスと途中加入のロドリゲスも不振の低空飛行。これまでも「外国人は打点でしょう。何番を打たせるかにもよるが、相手に怖さを与える存在でないと」と力説してきた。新指揮官には一塁大山、三塁佐藤輝の構想があるだけに、外野を守る右の長距離砲獲得が最優先。その後、先発を軸にした投手の獲得を目指すことになりそうだ。

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