★プロ野球ドラフト会議★

◆日時 10月20日(木)午後5時開始

◆場所 東京都内

◆テレビ中継 地上波はTBSテレビ系、CSはスカイA

◆ラジオ中継 ニッポン放送

◆インターネット中継 Paravi、Sports Bull、BASEBALL GATE


【一覧】高松商・浅野翔吾、大阪桐蔭・松尾汐恩ら計154人が提出/高校生プロ志望届

【一覧】日体大・矢沢宏太、早大・蛭間拓哉ら187人が提出/大学生プロ志望届


【イラスト】12球団の1位指名予想
【イラスト】12球団の1位指名予想

オリックス=1位公表

白鴎大・曽谷龍平投手の1位指名を公表済み

19日都内でスカウト会議を開き、公言通り白鷗大の曽谷龍平投手を1位指名することを再確認。福良GMは「曽谷くんで行きます」と宣言。補強ポイントでもある外野手強化に、中大の森下らを指名候補に会議を終えた。同GMは「(連覇して)うちは(指名が)遅いですからね」と2位以降は他球団の動向を見ながらの指名になる。また、育成選手も指名すると明かした。

※日刊スポーツの外れ1位予想は森下翔太外野手(中大)。クジ引き役は中嶋監督

ドラフトファイル 白鴎大・曽谷龍平
ドラフトファイル 白鴎大・曽谷龍平

ソフトバンク=1位公表

愛知・誉のイヒネ・イツア内野手の1位指名を公表済み

19日、藤本監督が1位指名を公言した誉(ほまれ)のイヒネ・イツア内野手(3年)を絶賛した。印象を問われ「足の運びや肩の強さを考えると、将来は今宮クラスになると思います」。打撃についても「豪快でバランスのいいスイング。遠くに飛ばすバッターやね」とべた褒めした。競合なら指揮官がくじ引き役を務める。外れ1位や2位以下の指名選手は即戦力投手が中心になりそうだ。

※日刊スポーツの外れ1位予想は金村尚真投手(富士大)。クジ引き役は藤本監督

ドラフトファイル:イヒネ・イツア
ドラフトファイル:イヒネ・イツア

西武=1位公表

早大・蛭間拓哉外野手の1位指名を公表済み

19日、ドラフト会議に向けた編成会議を開いた。渡辺GMは、全体の指名候補について、1位を公言している早大の蛭間ら「だいたい50人」と説明。昨年は支配下6人、育成4人の指名で、今年も同じくらいの人数を見込む。隠れた逸材の発掘を目指し、近年は行っていなかった入団テストも8日に実施した。そこで見つけた選手の指名に関して、渡辺GMは「可能性はあります」と話すにとどめた。

※日刊スポーツの外れ1位予想は森下翔太外野手(中大)。クジ引き役は飯田球団本部長

ドラフトファイル 早大・蛭間拓哉
ドラフトファイル 早大・蛭間拓哉

楽天=1位公表

立大・荘司康誠投手の1位指名を公表済み

19日、都内でスカウト会議を開き、1位指名を公表した立大・荘司康誠投手の交渉権獲得を逃した場合や、2位以降のシミュレーションを行った。支配下では投手中心で6、7人を指名する方針。石井GM兼監督は「チームのスポットとして落ちているところだったり、年齢が高くなっているスポットだったり。年齢の表を見ながらやっていかないと」と説明した。

※日刊スポーツの外れ1位予想は金村尚真投手(富士大)。クジ引き役は石井GM監督

ドラフトファイル 立大・荘司康誠
ドラフトファイル 立大・荘司康誠

ロッテ=1位非公表

日刊スポーツ予想は東芝・吉村貢司郎投手

ドラフト当日に1位を決める。19日、2日連続でスカウト会議が行われたが、結論は出なかったもよう。吉井新監督は「突然決まった監督なので」とし「今回は球団主導で」とクジ引き役に徹する。競合回避も視野に入れつつ、1位は東芝・吉村が最有力候補とみられる。即戦力の二遊間も補強ポイントに挙げられ、二塁守備や俊足好打に定評がある駒大・林らが上位指名候補にリストアップされる。

※日刊スポーツの外れ1位予想は益田武尚投手(東京ガス)。クジ引き役は吉井監督


日本ハム=1位公表

日体大の二刀流・矢沢宏太の1位指名を公表済み

19日、新庄監督を交えたスカウト会議を都内で行い、指名候補を80人に絞った。外れ1位候補には、即戦力投手を検討しているとみられる。会議に初参加した新庄監督からも、投手2人の推薦があった。北海道関係者は、広島が1位指名を公表した苫小牧中央・斉藤優汰投手(3年)を含む4人。斉藤以外の上位候補もおり、大渕スカウト部長は「北海道からも上位候補が毎年のように出て来ている」と話した。

※日刊スポーツの外れ1位予想は菊地吏玖投手(専大)。クジ引き役は新庄監督

都内でドラフト会議前日のスカウト会議に出席した日本ハム新庄監督
都内でドラフト会議前日のスカウト会議に出席した日本ハム新庄監督

ヤクルト=1位公表

19日、都内の球団事務所でスカウト会議を行った。会議後、高津監督が取材に応じ、東芝・吉村貢司郎投手を1位指名すると公言。午後4時ころにいったんは「公表はしません」としたが、再度の確認後、約1時間半後に急転。「いろいろ話し合った結果、東芝の吉村投手を指名することを公言すると決めました。こちらの誠意を見せる意味も、ご本人に知っていただくためにも公表することにしました」と説明した。CSファイナルステージ前に行われた今月6日の練習試合では実際に対戦し、3回を3安打無失点7奪三振の力投を見た。高津監督は「バッターを抑える技、術、球種をたくさん持っている印象を受けました」と、高く評価した。主砲村上の実弟となる九州学院・村上慶太内野手の指名リスト入りについて、高津監督は「それは何とも言えないです」としたが、映像は「もちろん見てます」と確認済み。「まずサイズ感が素晴らしいですね。体が大きいことはすごく有利なこと。そこはすごく魅力だと思います」と素材の良さを評価した。

※日刊スポーツの外れ1位予想は益田武尚投手(東京ガス)。クジ引き役は高津監督

ドラフトファイル:吉村貢司郎
ドラフトファイル:吉村貢司郎

DeNA=1位非公表

日刊スポーツ予想は大阪桐蔭・松尾汐恩捕手

今季も「隠密ドラフト」で勝負する。スカウト会議を実施し、1位指名をドラフト会議当日に決定する方針を確認。1位候補は大阪桐蔭・松尾汐恩捕手を筆頭に、即戦力、将来性を含め、5人に絞り込んだ。競合した場合は昨年、小園を獲得した三浦監督がくじ引き役を務めることも決定。進藤編成部長は「全幅の信頼を持って、監督が引いてくれると思います」と期待した。

※日刊スポーツの外れ1位予想は益田武尚投手(東京ガス)。クジ引き役は三浦監督

スカウト会議後、オンライン取材に応じたDeNA三浦監督(球団提供)
スカウト会議後、オンライン取材に応じたDeNA三浦監督(球団提供)

阪神=1位非公表

日刊スポーツ予想は高松商・浅野翔吾外野手

骨太な常勝軍団をつくるという球団方針のもと、投打で高校生を中心に指名する可能性がある。投手では150キロ超右腕の盛岡中央の斎藤響介投手や東海大札幌の大型左腕・門別啓人投手らをリストアップ。野手では甲子園で8打数4安打の天理・戸井零士内野手や関東第一・井坪陽生外野手といった右打ちに高評価をしている。

※日刊スポーツの外れ1位予想は森下翔太外野手(中大)。クジ引き役は未定

阪神の1位競合抽選結果(90年以降)【注】高=高校生、大社=大学・社会人。★=岡田監督がくじ引き
阪神の1位競合抽選結果(90年以降)【注】高=高校生、大社=大学・社会人。★=岡田監督がくじ引き

巨人=1位公表

高松商・浅野翔吾外野手の1位指名を公表済み

浅野の一本釣りがかなわなかった場合のくじ引き役を、原監督に正式決定した。指揮官自身も通算1勝11敗の6連敗中で、18日のスカウト会議前には「(くじ引き役は)私が首を縦に振ればそうなると思います。まだ縦には振りません」と笑顔で語っていた。「近未来という点においてはとっても楽しみな選手」と評価する金の卵との縁を自らの手でたぐり寄せる。

※日刊スポーツの外れ1位予想は友杉篤輝内野手(天理大)。クジ引き役は原監督

巨人の1位競合抽選結果(90年以降)【注】高=高校生、大社=大学・社会人。★=原監督がくじ引き
巨人の1位競合抽選結果(90年以降)【注】高=高校生、大社=大学・社会人。★=原監督がくじ引き

広島=1位公表

苫小牧中央・斉藤優汰投手の1位指名を公表済み

19日、新井新監督が都内ホテルで行われたスカウト会議に参加した。1位指名はすでに苫小牧中央の斉藤優汰投手を公表済み。競合する可能性も残すが「将来性がすごくあって、楽しみな投手だなと感じています。くじでもなんでも来いと。そういう気持ちです」と腕をまくった。今年は高校生中心の指名方針にも「カープのために何がベストかというのを考えている」と理解を示した。

※日刊スポーツの外れ1位予想は菊地吏玖投手(専大)。クジ引き役は新井監督

苫小牧中央・斉藤優汰(22年7月撮影)
苫小牧中央・斉藤優汰(22年7月撮影)

中日=1位公表

19日、沖縄大・仲地礼亜投手をドラフト1位指名することを公表した。同日、都内のホテルで行われたスカウト会議後、立浪和義監督が即戦力右腕の1位指名を明かした。実際に指名されれば、沖縄県の大学から初のドラフト指名選手となる。「真っすぐも速いし、コントロールもいい。体も強く、将来的にも長く中日を背負ってくれる」。松永スカウト部部長も、「投げ方もいい。両サイドに投げ分けるコントロールも持っている。落ちる球を使え、右打者の内角にしっかり投げられるようになってきている。伸びしろ、総合力を含めて決めた」と、球団、編成部総意であることを強調した。1位が競合した場合は立浪監督がクジを引く。外れ1位には鷺宮製作所・小孫竜二投手、富士大・金村尚真投手らが有力。また2位にはセンターライン強化のテーマに沿う、俊足遊撃手の天理大・友杉篤輝内野手、明大・村松開人内野手らを指名予定。ドラフトでは最大7選手、育成でも最大4選手の獲得を目指す。

※日刊スポーツの外れ1位予想は小孫竜二投手(鷺宮製作所)。クジ引き役は立浪監督

ドラフトファイル:仲地礼亜
ドラフトファイル:仲地礼亜