九州国際大付(福岡)の4番で主将を務めた野田海人捕手(3年)は、西武が3位指名し、交渉権を獲得した。

「本当にびっくりして、うれしい気持ちでいっぱいす」。同校の楠城徹監督(71)も在籍した西武入り。松井稼頭央新監督(46)のもとで、ライオンズのユニホームに袖を通す。「森友哉選手からはバッティングフォームを指導していただけたらなと思います」と、早速先輩捕手に弟子入りを志願した。

今春のセンバツでは8強。今夏の甲子園では16強入りした。夏までに高校通算は15本塁打。投手としても最速146キロの強肩捕手だ。「自分のアピールポイントはスローイングです。そこだけは負けないように頑張りたいです」と意気込んだ。

9月のU18W杯にも選ばれ、銅メダル獲得にも貢献した。戦国福岡の高校野球で、春夏連続の甲子園出場を果たした九州国際大付のキャプテン。持ち前のリーダーシップにも注目だ。「1年目の目標は1軍で活躍することです」と頼もしく語った。

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