みやざきフェニックス・リーグに参戦中の阪神小幡竜平内野手(22)が21日、サイクル安打を達成した。

楽天戦(アイビー)に「1番遊撃」で出場。初回先頭で左中間への二塁打を放つと、2回2死走者なしから初球の変化球を捉えて右越えのソロ。4回1死一塁からは左前ヒットを放ち、先発右腕の藤平から3安打をマークした。6回2死二塁では右腕の小峯から二塁内野安打。一番難しいとされる三塁打が残ったが、8回2死二塁で右腕の福森から右中間を破って決めた。

来季5年目の小幡は、岡田新監督の「ずっとショートで小幡使え」という意向もあり、同リーグでは遊撃に固定されている。今季は二塁で16試合のスタメンを含む49試合に出場し、打率1割8分8厘、1本塁打、5打点と打撃面で課題を残した。来季レギュラー候補の若きホープが、5打数5安打の固め打ちで新指揮官に吉報を届けた。

 

【関連記事】阪神ニュース一覧>>