オリックス先発の山崎福也投手(30)は第2戦に続いて好投。5回無失点で、6回から継投に入った。

初回、先頭の塩見に中前打を許したが、2番青木を併殺打に仕留めピンチの芽をつんだ。バックもテンポの良い投球に好守でもり立てる。

3回にはサンタナの中堅後方への大きな飛球を中堅手の中川圭太内野手(26)がフェンスに激突しながらキャッチ。4回は2死一、三塁から、中村のライナー性の打球を左翼手の吉田正尚外野手(29)がスライディングキャッチでピンチを切り抜けた。

山崎福は5回は下位打線を3者凡退で打ち取り、この回までヤクルト打線をわずか1安打で無得点に抑え、勝利投手の権利を得て70球で降板。「とにかく1人1人、丁寧に投げていくことだけを考えてマウンドに上がっていました。四球でピンチを招いてしまったところは反省点ですが、全体的にはいい集中力を持って、しっかりと投げ切ることが出来たと思います」とコメント。6回から宇田川優希投手(23)にバトンを渡した。

山崎福は第2戦の先発では4回4安打無失点、5奪三振。3回には先制の右前打と2点目のホームを踏むなど2打数1安打1打点と投打で存在感を見せていた。

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