立大の主将としてチームをけん引してきた山田健太内野手(4年=大阪桐蔭)の学生野球が終わった。この日は4回に犠飛を放ち、一時同点としたものの、連敗で終わった。最終シーズンは4位、優勝は4年間1度もなかった。山田は「自分がもっと打てれば勝った試合がある。もっと打って、立教を勝たしたかった」。全日程終了後、こう振り返った。

1年春からリーグ戦に出場し、現役最多の通算85安打を放って2割9分1厘、9本塁打の成績を残した。プロ志望届を提出して指名を待ったが、名前が呼ばれることはなかった。卒業後は社会人野球に進み、ドラフト指名を待つという。「これが現実です。あと2、3年がチャンス。今までやってきたことを信じて、後悔しないようやりたい」と話した。

▽立大・溝口智成監督(終盤4連敗して4位で全日程を終了)「競る戦いはできたが、勝ちきることができなかった。通じて得点力の低さ。2割なかった。そこが改善されなかったことが要因だと思う」