西武森友哉捕手(27)が今季取得した国内FA権を行使することが30日、確実となった。関係者によると近日中にも正式表明するとみられる。

西武は宣言残留を認める方針で、誠意を尽くして全力で慰留に努める。13年ドラフト1位の森は1年目から打撃で頭角を現し、正捕手となった19年には首位打者とリーグMVPを獲得。チームのリーグ連覇に貢献した。CS第1ステージでの敗戦後には権利行使について「少し時間をおいて考えたいです」と話していた。残留を含め、複数球団による争奪戦必至の様相だ。

 

◆森友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日、大阪府生まれ。大阪桐蔭では4季連続で甲子園に出場、2年春夏は藤浪晋太郎とのバッテリーで連覇。13年ドラフト1位で西武入団。14年に高卒新人で史上3人目の3試合連続本塁打。19年には捕手として史上4人目の首位打者を獲得し、MVPに。18、19、21年ベストナイン。170センチ、85キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸2億1000万円。

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