阪神の3年ぶり秋季キャンプが、2日から高知・安芸で始動する。例年はキャンプ後半に試合が組まれることが多いが、今回は練習漬けで実施される。前日1日に伊丹空港で取材に応じた岡田彰布監督(64)の一問一答は以下の通り。

-安芸に行くとまた気持ちも変わる

「おーん、そうやなあ。安芸は。安芸が長かったからな、俺は。現役の時は。沖縄はだって03年からやから。それまでずっと安芸やったから、安芸の方が長いから」

-メニューもコーチ陣と話し合った

「まあ、この最初の2日間は決めてるんちゃうか。どうしても2日間にせんとな、土日が。土日練習するんやったら、2日にせんとあかんかったから。まあ、ちょうどええやん。昨日(10月31日)までフェニックス(リーグ)でやって、若いヤツもいくらなんでもな。2日間ぐらいちょっとフェニックスのヤツも見られていいかも分からんな。全体的な流れでな」

-この時期はうまくなると言っていた。技術的な練習が増えるのか

「そうやなあ。まあ、昔というか前はまだ体力強化みたいなそういう形でもやったけど。今はもうな、結構早い時期に、高校生でもほんと1、2年でな。アレや、トレーニングの違いやろな、食いもんもあるかも分からんけど。ほんま体つきでも引けを取らんような。ちょっと時代がそんなんやから、ほんと、技術をバンバンものにしていったら、ほんとこう戦力にな。何年間鍛えなあかんとか、俺も2軍(監督)の時はそういう感じでやっていたけど、ちょっとそういうんじゃないよな、今はな」

-シート打撃や紅白戦もやらない

「うん、やらない、やらない。そんなんは」

-打撃だけする日などは

「どうやろ。メニューはコーチに任せてるよ。それは」

-12、1月の課題を見つけるためにも重要な時期

「そうよ。12、1月は自分らでやるしかないからな。そこで2月見たときにやってきたかやってないか、すぐ分かるわ。そんなん」

-フリーエージェント(FA)選手の補強は

「いや、全然考えてない。そんなん、いらんよ。せっかくチーム若なってきたのに、年寄りいらんやろ。年寄りかどうか分からんけど(笑い)」

-19、20歳くらいの選手に期待

「そうやなあ。その辺がレギュラーに食い込んできて欲しいよなあ」

-井上とかは

「そら見てからやで、でも。阪神だけやろ、高校生(卒)がいてないの、レギュラーでな。レギュラーポジション取ってる高校生いてないの、阪神だけやもんな。それはちょっと寂しいよな、やっぱりな」

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