ソフトバンクは3日、王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

王会長は2日に秋季キャンプ地の宮崎入り。同日夕にチーム全体ミーティングに参加。「シーズンは悔しい思いをしたけど、前向きに考えて自分自身に厳しくやっていこう。いいキャンプにしよう」などと、約25分にわたって熱弁をふるって、チームに訓示した。チーム関係者によるとミーティング後の夕食も取ったが、その後に37・3度の発熱があり、3日朝のPCR検査でコロナ陽性が判明したという。

3日朝には体温は36度台の平熱に下がったものの、喉に違和感があり宮崎市内の宿舎で静養しているという。同所で1週間ほど療養する予定。

なお、濃厚接触者は球団職員1人で、チーム内に濃厚接触者はいないという。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧