今季限りで現役引退する日本ハム杉谷拳士内野手(31)は“引退試合”でも期せずしてハプニングを起こす“持ってる男”ぶりを発揮した。

7回、代打に備えてネクスト・バッタースボックスに登場すると、場内からも大歓声。さあ、現役最後の打席へ向かうというところで、テレビ朝日系で生中継されていた地上波のテレビでは放送時間枠の関係で中継が終了してしまった。

三塁側の侍ジャパンベンチへ向かって深く一礼して臨んだ最後の打席は右飛に終わり、その直後に「杉谷選手、14年間、お疲れさまでした」とアナウンスされるとともに自身の登場曲が流れると、杉谷は号泣。ベンチ前で新庄監督と抱き合う感動シーンが繰り広げられたが、生中継が続いていたBS朝日ではしっかりと放送されたが、残念ながら地上波では間に合わなかった。

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