阪神木浪聖也内野手(28)が遊撃奪取へ、本格的に小幡竜平内野手(22)と争う。

かねて岡田彰布監督(64)は小幡を遊撃レギュラー候補に挙げているが、3日の内野ノックを見て、「木浪も結構強いな、肩。俺もそれは再発見。思っている以上に木浪は肩が強い」と4年目内野手を再評価していた。

この日のシートノックも小幡とともに遊撃に。秋季練習時には「セカンドを守りたい」と話していたが「内野手は競争なので、それに勝つために自分のことをやるだけ」と、小幡との遊撃争いに火花を散らした。

1年目の19年から3年連続で開幕遊撃を勝ち取った背番号0は「秋季練習のときはセカンドと言ったが、監督にショートで評価していただけるなら『どっちでもいけるぞ』という気持ちの方が強い」と、闘志を燃やしていた。