伝統の早慶戦で、慶大は早大に2連敗して勝ち点を落とし、昨秋以来の優勝を逃した。

巨人ドラフト2位指名の萩尾匡也外野手(4年=文徳)は打率4割、4本塁打、17打点で戦後16人目の3冠王を獲得した。

初回に満塁弾を許し、苦しい展開となった。2回に1点差まで詰め寄ったが、投手陣が早大に追加点を許し、最後までリードを奪うことができなかった。

最終回、慶大ベンチでは選手たちが目に涙をためながら声を出して応援。しかし願いは届かず、試合終了。慶大は3位となり、選手たちはグラウンドに突っ伏して泣き崩れた。