米球界から“逆輸入”で日本ハムに入団したドラフト3位の前メッツ3A・加藤豪将内野手(28)が、沖縄・国頭村で志願の秋季キャンプイン。さっそくブルペンの打席に立ち、日本のストライクゾーンを体感した。「日本の投手とストライクゾーンを学ばないと、イメージが沸かない。イメージが沸けば、このオフ、どういう過ごし方をすればいいかが分かる」。キャンプの一番の参加理由で、最終日まで連日、ブルペン通いする予定だ。

打撃練習では42スイング中、柵越えは5本。米国では「やらない」というバント練習も、メニューに組み込まれている。内野守備の特守では、泥だらけになった。「柔道を学んでいるような感じ? 何も知らない」という日本の野球を、知るために参加したキャンプ初日は「超楽しかったです」と笑顔。「KGって呼ばれたり、ジョンって呼ばれたり、ティーチャーとも呼ばれたり」と3通りの愛称もつき、すっかりチームに溶け込んでいた。

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