ソフトバンクが今秋キャンプ初の実戦で快勝した。

4番に座った右の大砲候補、正木智也外野手(23)が1回1死二、三塁で先制の中犠飛。3回2死走者なしでは、巨人赤星から左中間ソロを放った。慶応では高校通算50本塁打、慶大でも同通算13本塁打のパンチ力を見せた。

2回は19年ドラフト1位の佐藤直樹外野手(24)が左翼に2ラン、4回は高卒5年目の増田珠内野手(23)が左翼ポール際に2ランを放った。外野のスタメンを争う3選手が、快音を残して猛アピールした。

今季7勝を挙げて頭角を現した大関友久投手(24)は、先発で3回4安打1失点。取得中のカーブについては「甘い球でも長打を打たれなかったのは、カーブを混ぜながらっていうのもあったのかなと。かなり使えるボール。もっとストライクが取れたらいいなと思います」と、手応えを感じていた。

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