阪神近本光司外野手(28)が2年連続2度目のゴールデン・グラブ賞に輝いた。

阪神勢でただ1人。阪神の外野手で連続受賞は03~06年に4年連続受賞した赤星憲広以来だ。

近本は球団を通じて「昨年初めて受賞させていただきましたが、さらなるレベルアップを目指して日々新たなことに挑戦してきたので、今年も受賞できてうれしい。1つでも多くの勝利につながるようなプレーができればと思いますし、どんどんチームに貢献して来年も選ばれるように頑張ります」と喜びを語った。

岡田監督が率いていた05年の優勝時にMVP級の活躍をした赤星氏と、近本の役回りは近い。岡田監督は「足が速い、いうのがものすごく武器になっている。赤星もそんな(肩が)強くなかった。守備範囲でゴールデン・グラブを取っているようなもんやな」と称賛した。近本の守備力は岡田阪神の大きな力になる。

【一覧】ゴールデン・グラブ賞受賞者