阪神岡田彰布監督(64)が、来季4年目の井上広大外野手(21)に直接指導した。高知・安芸で行われている秋季キャンプ第4クール最終日。フリー打撃に臨む背番号32を、打撃ケージ近くで助言を送りながら見守った。

岡田監督は、10月の秋季練習でも井上にアドバイスを送っており、キャンプ初日の今月2日には「井上なんかめちゃいい感じで打ってたよ。井上はちょっと打つポイントが全然変わったなと思ったね。今日、一番飛んでたんちゃう」と絶賛していた。

井上は今キャンプ、ポイントを前にして捉える新打法を継続して取り組んでいる。チームは右の打てる外野手が補強ポイント。飛躍へ向け、アピールは続く。

○…岡田監督が遊撃候補と期待する小幡が、自身を辛口採点した。キャンプ初日から早出特守で遊撃に就き、鍛錬に励む日々。グラブを出すタイミングと左足のさばきを意識しながら、練習に取り組んでいる。馬場内野守備走塁コーチからは「ノック終わった後にだいぶよくなってる」と言われるが、満足していない。小幡は「足運びやグラブを出すタイミングは少しずつ身についているけど、まだまだです」と引き締めていた。

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