阪神近本光司外野手(28)は3度目の盗塁王を受賞した舞台で、来季の首位打者、最多安打を視野に入れた。

今季は30盗塁で2年ぶりにタイトルを獲得。「自分の中で30個は(盗塁)したいと思っていた。それができたので良かった。去年は中野が(盗塁王を)取ったので、2人で切磋琢磨(せっさたくま)しながら、ベンチでも話しながら、走れたと思う」。虎が誇る快足コンビの相乗効果に笑みを見せた。

だが、塁上でのタイトルだけでは納得できないようで「今年3割を切っちゃった(2割9分3厘)ので、また来年首位打者と最多安打(争い)に参加できるように頑張りたい」と挑戦状。「それで来年もいっぱい走っていけたらいいなと思う」。23年阪神のリードオフマン筆頭候補は貪欲だ。

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