今季限りで現役を引退した元阪神の糸井嘉男氏(41)が、27日に放送されたカンテレのバラエティー「マルコポロリ!」(日曜午後1時59分)で、17年にオリックスから阪神に移籍した当時の裏事情を語った。

この日は「プロ野球残酷物語2022」と題した拡大スペシャルで、糸井氏と野球評論家の初芝清氏、金村義明氏、G・G・佐藤氏が出演。プロ野球の面白エピソードを語り尽くした。

糸井氏は「きっかけは鉄人・金本さんです。実は他の球団への移籍がほぼ決まってたんですけど、金本さんが『会いたい』と言ってきまして」。

気持ちが揺らぐのは分かっていたため、金本氏と会うことを断っていた糸井氏だが「どうしても1回だけ会いたい」と言われ、大阪の北新地で会食することになった。

しかし話を断るつもりで会食に臨んだ糸井氏は「金本さんに対するリスペクトもあったので、話を聞いているうちに『NO』と言えなくなって」と、入団を決意したという。司会の東野幸治(55)をはじめとする出演者は、5年前の意外なエピソードを聞かされ感心しきりだった。