オリックス吉田正尚外野手(29)が「第23回ゴールデンスピリット賞」を受賞した。2日、都内のホテルで表彰式に出席。これまで本塁打1本につき10万円の「ホームラン基金」に加え、募金で募った寄付金を認定NPO法人「国境なき子どもたち」を通じて開発途上国で貧困に苦しむ子どもたちに贈っている。19年から始めた取り組みで、4年間で総額は1000万円を超えており、11球団15人のノミネートから選ばれた。

祝賀パーティーでは、映像で現地の子どもらから祝福のメッセージ動画が流された。吉田正は壇上で「自分自身1つモチベーションとしてもこの取り組みがありました。うれしいとき、つらいときもありましたけど、たくさん動画をいただきました。コロナ禍ということもありなかなか現地にいくことはできていませんけど、コロナ禍が収まった来年再来年、1度みなさんにお会いしたいなという気持ちもあります」と語った。