来年の日米大学野球選手権(7月・米国)に出場する大学代表候補の強化合宿(愛媛・松山)が4日、全3日間の予定を終えた。

最終日の1日主将は、来年のドラフト上位候補に挙がる上武大・進藤(しんとう)勇也捕手(3年=筑陽学園)が任された。合宿3日目となり、選手たちも慣れた様子。シートノックでは、好プレーをした選手へサッカーW杯でムードメーカーの長友佑都が叫ぶ「ブラボー!」のフレーズで盛り上がった。

今年のハーレム・ベースボール・ウイーク(オランダ)に出場した大学日本代表にも招集されていた進藤は経験も豊富。「チームを引っ張っていけるような存在になりたい」と話した。

捕手としては、全国から集まった好投手を受け「投手のレベルが高い。いろんな人と話して、こういう考えもあるんだなと配球の考え方の収穫もあった」と振り返った。

ライバルと共闘したことで刺激を受け「打撃、守備はまだまだと感じた。体作りから見直して、一段階レベルアップした姿で来年を迎えたい」と意気込んだ。