中日からDeNAにトレード移籍した京田陽太内野手(28)が5日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。
年俸は5000万円(推定)。背番号は「98」に決まった。「98」は中日時代のチームメートで21年に急逝した木下雄介さんの背番号で、思いを込めた番号とみられる。
主な一問一答は以下の通り。
-DeNAに加入した今の気持ちは
トレードで声をかけていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今日の会見でベイスターズの一員となりますので、本当に楽しみにしています。
-横浜の街、DeNAの印象は
横浜の印象ですと大学時代にみなとみらいだったり、赤レンガに遊びに来たことがありますので、懐かしい感じですね。ファンの印象ですと、熱狂的なファンと言いますか、コロナ前は毎試合満員のお客さんの中で試合ができてましたので、これからそこで試合ができるのは本当に光栄に思います。
-個人の目標は
個人の目標から言いますと、1年間遊撃で143試合レギュラーで出ることが目標ですけど、チームから与えられたことはしっかり準備していきたいなと思います。
-どんなプレーを見せたいか
全力でがむしゃらに頑張りますので、熱い声援よろしくお願いいたします。
-中日は来年、対戦相手となる
まだ、そこまで考えられていないんですけど、名古屋のみなさんにも活躍することが恩返しだと思いますので、頑張りたいと思います。
-中日戦は意識するか
今年ベイスターズにこてんぱにやられていますので、僕が入って、もっとこてんぱにできたらなと思います。
-横浜スタジアムの印象は
元々、横浜スタジアムは好きだったので、相性も良かったですし、まぁ、自虐ネタになりますけど、強制送還(※)したところにまた戻るっていう、楽しみな部分もあります。
(※)5月4日のDeNA-中日戦の4回に二遊間へのゴロをはじいて内野安打とした直後、5回に代打を送られ、試合途中に名古屋に強制送還された。「取れるアウト。顔を見ていても精彩がない。2軍でやり直してこい」と、立浪監督が直接通達した。