「現役ドラフト」が9日、非公開で行われ、西武松岡洸希投手(22)が日本ハムへの移籍が決まった。阪神からは陽川尚将内野手(31)が入団することになった。

松岡は19年ドラフト3位で入団。通算7試合登板で、3年目となる今季は1軍登板がなかった。「正直、びっくりしています。ファイターズは昨年監督が代わって、相手として怖いチームだと思って見ていました。ライオンズでは3年間という短い間でしたが、1軍で結果を出すことができず、ライオンズファンの皆さまの前で活躍することがかなわず残念でした。今回の移籍をチャンスと捉えて、がんばっていきたいです」とコメントした。

渡辺GMは「会議の趣旨が、選手の出場機会を増やす、ということでしたので、選手たちに違うところで活躍の場が与えられることは良いことだと思います」と初開催となった現役ドラフトの意義を語った。その上で松岡について「3年目と若く、伸びしろがある投手ですので、このチャンスを生かすことができれば彼にとっては良いことだと思います」と新天地での活躍を願った。

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