西武は9日の「現役ドラフト」で阪神から陽川尚将内野手(31)を獲得した。

渡辺GMは「陽川選手には、これまでの経験を生かしてもらい、特に打撃面での活躍を期待しています」と話した。陽川は今季レギュラーシーズンで左投手相手に、打率3割5分7厘をマーク。特に代打で存在感を発揮していた。今季の西武はチーム打率がリーグワースト2割2分9厘。攻撃力アップの戦力として期待される。

陽川は「ライオンズでしっかり結果を出せるように、また1から精一杯頑張っていきたいと思います」と誓った。

西武からは3年目の松岡が日本ハムに移籍した。

◆陽川尚将(ようかわ・なおまさ)1991年(平3)7月17日生まれ、大阪府出身。金光大阪3年時に巨人から育成ドラフト3位で指名されたが、東農大に進学。13年ドラフト3位で阪神入団。16、17年に2軍で本塁打、打点の2冠。18年には1軍で10試合、4番で先発出場した。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。内野手。来季推定年俸2200万円。

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