「NIIGATA野球サミット2022」は10日、新潟市・朱鷺メッセで開かれた。

県内12の野球競技団体が加盟する県青少年野球団体協議会主催で今回が3回目。野球指導者以外の他競技関係者を含め、約350人が参加した。

第1部は日本バレーボール協会の益子直美理事(56)が「監督が怒ってはいけない大会を開催した理由」と題した設立10周年記念講演。「ミスして怒られないようにとビクビクしながら試合していた」と自身の競技生活を振り返りながら、高圧的な指導を受けて失うものを「(1)主体性(2)自信(3)チャレンジ精神(4)笑顔(5)学ぶキッカケ」の5点を挙げた。第2部は「子どもの未来 スポーツの未来 野球の未来」をテーマに益子氏、大渕隆氏(日本ハム・スカウト部長)、高橋正紀氏(日本スポーツマンシップ協会副会長)、石井智雄氏(県青少年野球団体協議会副会長)の4人がトークセッションを行った。