広島坂倉将吾捕手(24)が13日、契約交渉を行い、4500万円増の9500万円でサインした。チームでただ1人全試合出場し、球団野手では最高評価も大台は来オフに持ち越しとなった(金額はいずれも推定)。

 

今季はコンバートされた三塁を主戦場とし、捕手や一塁でも出場した。主に中軸を任され、打率2割8分8厘、16本塁打、68打点を残した。「本当に全試合出られて達成感と充実感はありましたけど、個人的にもチーム的にも悔しいシーズンになったと思います」。4年連続Bクラスの結果に悔しさをにじませた。

来季は新井監督の下、捕手に専念することが決まった。2年連続全試合出場は厳しくなる来季も、打撃成績は自分超えを目指す。「打率にしても打点にしても、もう少し頑張れるところはあったかなと。(目標は)まずは高めに設定しないと、そこに自分が向かっていかないので。自分を奮い立たせるというか、高めに目標を設定して頑張りたい」。自分超えのためにはまず、正捕手の座を奪わなければいけない。

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